茶の湯 blog

茶の湯の魅力(私感です)

TVドラマ「あんどーなつ」(2)

テレビドラマ「あんどーなつ」第四話に鰻屋が登場しました。
鰻屋の主人は、自分の店で生涯、鰻を焼く人生でしょうね。
一方、ヒロインが勤める和菓子店の親方は腕のいい職人で、彼も一生、和菓子づくりで生きていくと思います。

ところで、そういう生き方を、世間の人々はどう思うんでしょうか?
人の価値観は千差万別ですから、中には、「つまんない人生」と感じる人も多いかと思います。

アノ、私の偏見では ・ ・ ・ って前置きは変ですけどネ、そんなふうにことわって書き始める理由は、以下、自論を正当化し、異論を批判する発言なので、私の発言に反発する方々にお詫びするためなんですけど、私が言いたいことは、他人の人生を「つまんない」と感じる人って、実は実は、「自分の人生」がつまらないものだと、心の内奥で感じてるんじゃありませんかってことで、ごめんなさいね、「自分の人生がつまんない」と思ってる人に対しては、独りよがりの戯言でしたこと、お詫びします。

最初の話ですが鰻を焼き、菓子をつくるなんてのは一例にすぎませんで、次の言葉を思い出します。
山僧が活計、茶三畝。
漁夫の生涯、竹一竿。

(芳賀幸四郎筆 8月13日撮影)