テレビドラマ「あんどーなつ」第11話に、竹蔵が葛生地で餡を包むシーンがあります。
ヒロインの奈津は竹蔵の手子を務め、葛生地を渡すんですけど、受け渡しのタイミングが合いません。
それで、「息を合わせる」練習をするわけですが、その「息が合う」ってこと、茶の湯では一番大切かなあと、私は思います。
主客一同、息が合うって、私は一番すばらしいことだし、最高に楽しいことだと思っています。
息が合うんですから、当然、心が通ってるわけでして、まさにそういう人間関係を求めるからこそ、私は茶の湯をしていると言っても過言ではありません。