茶の湯 blog

茶の湯の魅力(私感です)

茶の湯の心と形(13)

利休の時代、井戸茶碗は評価が高かったようですが、利休は井戸茶碗が茶の湯に最適とは考えず、長次郎の黒茶碗を愛用したんでしょうけど、そういう利休の気持って、まあ、想像するしかないし、その想像も当たってるかどうか・・・というより、「ほとんど的外れ」とか「とんでもない誤解」の可能性大ですが、そうであったとしても、想像をめぐらすことはおもしろいかと思います。

 

私は井戸茶碗を写真で見ることくらいしかできませんが、現代の井戸茶碗「写し」をいくつか使ってみますと、とってもいい感じですし、心が和む器だと感じます。

 

でも、長次郎の黒茶碗を見ますと、利休は「心和む」茶碗を求めたのでは「ない」と、(根拠の無い)確信を持つんですけど、それ、「すごい問題」なので、自分の感想すら簡単には書けませんから、今日は終わりにします。