茶の湯 blog

茶の湯の魅力(私感です)

将来への夢と希望

「折おりの茶趣」という本の中に、1月の席に「夢」の軸を掛ける取り合わせの例が出てました。
具体的な取り合わせが示されてるんですけど、それの取り合わせ例は省略しまして、例示に先だって書かれている文章を、抜き書きで紹介します。

「若い人には明るい夢もふくらみます。 
“大いなる夢” “ほのぼのとした夢” “将来にかける夢” と思われます。
 それをテーマとしました。」
と書いてあります。

「夢」が追善の茶会で使われていることを前提としながら、そういう風潮に束縛されない自由な発想 ・ ・ ・ というところがすばらしいと思いました。

最後に、「若い人の」明るい夢もあるでしょうけど、茶の湯って、年齢を重ねることでさらにさらに楽しくなっていく世界だと思ってまして、まさにその点が非常にいいなあって感じられますし、「希望をもって生きられる」ことは、年齢とは無関係に、うれしいことですね。

それで次回は、茶の湯は昔から楽しいものだったらしい ・ ・ ・ ってことを書いてみたいです。